12/17

8:20起床。1:00就寝だと、このくらいの時間に起きるのが一番ラクだなと思う。一方でもっと時間を使いたい欲求もあるので悩ましいところ。大体7時台に起きたら9〜10時台に仮眠をはさみ、8時以降の場合はそのまま一日中活動すると決めているので、動く時間そのものにはあまり差はないものの、なんだか早く起きたほうが得な気がする。

 

中国語。ジョブズに苦戦してここ数日まともに行えなかったので改めて単語カード作成に臨むが、これがびっくりするくらい面白くなく感じてしまう。この手の暗記物はむしろ好きな方なのに、参考書に載っている単語群がどうにも自分が要求されている会話で使うのかよくわからない単語ばかりで、優先して覚えるべきではないのではと思えてくるようになってしまった。これなら身近な物を中日辞典で引き、中国語に置き換えながら生活したほうが頭に入るんじゃないだろうか。朝の読書中に思いついたので、明日実行してみようと思う。

面白いのはジョブズ1を読み終えてからそう考えるようになったことで、少なからずなにか影響されているのかもしれないと思う。加えて時間が有限だという意識がここ一ヶ月ほどでだんだんと根付いてきている実感があるので、優先順位を決めたいとも思うようにもなった。まだまだ思考のトレースには程遠いものの、ひとつのとっかかりにはなっているのかもしれない。

 

読書。宣言通り「スティーブ・ジョブズ2」に突入。アップル帰還からiMac発売、アップルストア運営開始まで。世代的にアップルといえばあの半透明の取っ手がついた機械というイメージがあり、以前から並々ならないこだわりを込めていただろうと思っていたが、大方予想通りのこだわりを込めていた。他の件でもちらほら出てくるが、ジョブズの美的感覚は必ずしも先見性を持っているとは限らない点が面白く、どこの製品よりも目新しいパソコンの新たなスタンダードを築く一方で、CDドライブをトレー式ではなくスロット式(直接溝にCDを突っ込むタイプ)にこだわった影響でCDの書き込みが実装できずその点で他社製品に遅れを取ったらしい。その遅れはiTunes Storeという音楽市場そのものをアップルが新たに作ることで強引かつ圧倒的に巻き返すことになるが、実際そうなるまで何年もの月日を必要とした。

iMac登場によりパソコンの印象が大きく変わったことは間違いないと思う。自分はMS-DOSの頃を知らず、いきなりWin95からパソコンを目の当たりにしたが、おびただしい量の線につながったベージュのいかつい箱という印象があり、簡単そうに見えなければ動かせるようにも見えなかった。その点iMacは流線を描き半透明で内部が透けて見えるボディに、何故か付いている取っ手と、兎に角軽快な雰囲気があったことは間違いない。そしてあの透明ボディが子供心をくすぐったのも事実だ。パソコンを専門知識がいる機材から、家族の誰もが使えるツールにまで敷居を下げた印象は今でも強く感じる。

ここまで来るとだいたい新しい人が絡んできてはジョブズに振り回されるという、あるしゅのお約束のような流れが確立される。恐らくは誰に対しても概ね同じような理不尽を振りまいていると思うが、それでも着いて行った人とそこで脱落した人と両方にインタビューを撮り続けているのが実に面白い。特に去った人は思う所がたくさんあるはずだが皆概ね共通して「互いに合わなかった。あれが自分にとってベスト」と落としている所が興味深い。ジョブズ主体のインタビューなので言葉の忖度は相当あるとは思うが、着いて行けばよかったと悔やむコメントが全く出てこない。これはきっとそのとおりなのだろう。本来交わらるべきでない関係が交わってしまい、それが元通りに修復されるような、不思議な感覚。なまじジョブズが人を魅了し惹きつけ続けるがゆえにこうなっていくのだろうと思う。自分に置き換える。去ることなんかベストにならない。犬は食らいつき続けるのみ。

 

2:30就寝予定。

・2は完全に1の続きなので、かなり読みやすい(読み進めたと入っていない)。

ツイッターのアカウントを分けたのは現時点では正解。別の活動がうまく軌道に乗りそう。

・明日から中国語の勉強法を変えてみる。