12/22

8:00起床。朝から朝練でなく、ボスブログ用の寄稿文を作成。

 

国語学習について。正直に打ち明けると、全然うまく行っていない。発音練習は動画講座のおかげでどういうものか把握できてかろうじて今でも続けていられるものの、そこから先は動画講座内では「これから覚えていくための基礎」を身につける内容に特化していて、実際どう覚えていくかにはこれと言って触れられていない。

単語カードの作成と暗記のごり押しで挑んでいたが、正直なところ中国語は単語単位でも今までの生活で触れる機会が皆無だったため、聞いても読んでも馴染がうすすぎて頭に入ってこない。それでも続けていればそのうち覚えられるかもしれないけれど、その前に嫌になってやめてしまいそうな状況だ。

そのことをボスに打ち明け、ボスブログ読者の方々に協力を賜る方向でお願いをした。どうかノヒイ君を助けるつもりで力をお貸しください…。

 

読書。「スティーブ・ジョブズ2」読了。彼の生涯がこの10日近い中で走り抜けていった。本書ほど「まだあるのか」とずっと思わされながらも、最後の1日で「もう終わってしまうのか」とショックだった本は経験したことがない。というのも2の収録ページ構成の都合上、最後の20%近くは用語解説や索引で取られており、本文は80%で終わってしまうからだ。しかしその構成が彼の生涯のあまりの速さと訃報を惜しむ声とがシンクロして、より感情移入する良い仕掛けになっているように感じた。

ボスからジョブズがその本を書かせたのは誰のため、なんのためかを考えるべし」という課題が出ていたのだが、なんと本文中にこの答えがそのまんま掲載されてしまっている。答えを知ってしまっているのでこの点に言及することは避けるものの、課題が出てから考えを張り巡らせた時にあたった回答と概ね同じだったので、割と意図は汲み取れたかなと自画自賛

あまりにハチャメチャで理解しがたいとすら思えたジョブズの思考。最後までどうしてこんな考えに飛ぶんだと頭を抱える部分は残ってしまったものの、幾つか彼の人間性を読み解くことができた。

ジョブズは嘘を嫌う。騙しを嫌う。都合を嫌う。ひたすらに誠実な男だった。その誠実さはコミュニケーション上ではなく、自分の感性の奥底から湧き上がる「正しさ」や「美しさ」に対するものだった。そしてそれらは利己的なものだけでなく(利己的なものもある)、こうすれば世の中が良くなる、暮らしが良くなる、人が良くなるという確信があるから正しいと言い切れて、美しいとも言い切れる。利益を求めるためにアイディアを展開するではなく、展開したアイディアへの正当な対価として利益を受け取るという姿勢も終盤でようやく理解できた。

ボスが言っていたジョブズと似通っている部分は、どこからどこまでなのだろう。そんなことを考えながら、次の本に挑む準備をする。

一年後に、もう一度読み返す。

 

2:00就寝予定。