12/14

5:50起床。昨夜は3:00就寝なので早すぎ。目が冴えてしまったので朝の活動を開始。

朝練は復習を最低限行い、早々に読書に移る。昨日から読み始めている「スティーブ・ジョブズ1(2)」を読み終わるまではこの体制で行かないと片方読み終えるまでに1週間は掛かりそうだと判断した為。前回記した通りジョブズの背景についての予備知識があるので理解が早いものの、内容の濃さがとにかく凄い。彼の考え方を知る為に、今日もなるべく取りこぼしのないように読書。
午前中までは、Macintoshリリース迄の道程を読む。ラスキンが掲げた簡素な普及型コンピュータMacintoshジョブズのイメージした(実際に世に出た)Macintoshとの差は興味深い。コンピュータの話になると自分が強いコンシューマゲームの歴史と照らし合わせることが多いのだが、ゲームに関しては前者の方が生き残る傾向にある。ビデオゲームはホビーのアイテムなのでソフトの充実とプロモーションの優劣が大きく左右するが、価格と安定性を強く求められる傾向にある。カラー画面(ブラウン管!)でテレビも見られるゲームギアとモノクロで拡張機能といえば通信くらいのゲームボーイとの戦いでは、簡素なゲームボーイの圧勝だった。先程あげた部分に加えてゲームボーイは乾電池で32時間稼働するのに対して、ゲームギアは2時間しかもたなかった。(ちなみにどちらも持っていた)目新しい技術を拾わず、低価格と燃費を取った結果だった。
ラスキンが構想したMacintoshAppleを去った後キヤノン製のキャットというマシンとして売り出されたが、Macintoshよりも大幅に低価格かつ堅実な設計のはずがMacintoshには足元にも及ばなかった。この時ジョブズはコンピュータの概念を覆す衝撃が必要と考えたためだ。一見同じような概念でも、「何を求められているか」「何をもたらしたいか」を見誤ると真逆の結果になるという非常に興味深い対比だと思った。
オタク話でまとまってしまいそうなので、夜に続きを読んでから追記する予定。場合によっては明日に回すかも。→今日の感想は日中書いた分に留める。

1:30就寝予定。
・自分の頭の中にある点と点が、本を通じて先につながっていく感覚が楽しい。
・今の読書を通して、どういう環境や経緯で一見突拍子もなく感じる発想の根源が見えてくる。はず。
・「あの人ならこういう時どう動くか」を瞬時シミュレートするための訓練が必要。日常的にその時読んでる本の著者ならどうするか考えていく。
レトロゲーム史を追う活動を再開。当分は過去の成果物に解説を加えて紹介していく。
イカが捌けるようになった。目指せボス直属調理師。