12/13

8:00起床。昨日よりお寒くないが昨日より起きるのが辛い。寝不足を感じたので、朝練のあと一度仮眠を挟んだ。

 

中国語。発音練習と単語カードの更新。カードは参考書の1セクションを1日分として追加しており、1日20単語前後増えている。このペースで行けばすごい量の単語を楽々習得できるのでは!と期待はあるものの、まだ書くのはおろか読むのもおぼつかない文字の羅列を記憶するのはなかなかに厄介で、多分そらで読み書きできる単語は初めてから今日までで20単語くらいしかない気がする(それも一文字だったりほぼ日本語と同じ意味だったりする)。想定以上に辛い所があるが、まずは見て書いて慣れないことにはどうしようもないので当分は続ける。早くさくっと覚えられる土台を自分の中で確立したい。

ありがたいのは、動画講座で四声の発音を覚えられたので、聞いたことない単語のピンイン読みも後で音声で聞くとそれなりに合っていること。これができるかできないかは大きいと思うので、これまでやってきたことは無駄ではなかったと実感できる。数少ない救い…。

 

今日は本来休みだが、9日と休みをずらしたのでこれから出勤。はじめは独占状態だった寮も3人に増え、ようやく寮長っぽくなれた。うまく行かない点や変なところもちらほらあるが、本業は本業で楽しくやれているのは本当にありがたい。ボスとの関係も含めて、前職の4月の段階からは想像できないほど内外共に激変したなぁと改めて思った。

 

読書。「スティーブ・ジョブズ1(ウォルター・アイザックソン)」。アップルの創始者の生涯をジョブズ本人を含めた100人以上から話を拾っている。ジョブズ関連書籍といえば最も代表的な1冊だと思う。

まず自分はジョブズのことをほとんど知らないが、局地的には知っている。というのも、学生時代に力を注いでいたレトロゲーム史の探求において必ずぶつかる存在だからだ。彼がアメリカでファミリーコンピュータに先んじてビデオゲームブームを巻き起こし、そして衰退したアタリ社に努めていた時期があり、アップルコンピュータの生みの親スティーブ・ウォズニアックと共同でブレイクアウトというブロック崩しゲームの基盤再設計に携わった。その点について掘り下げられた「それはPONGから始まった」という書籍でのジョブズは「日常的にクスリをキメて風呂に入らず、ウォズを半分騙す形で基板設計に巻き込み後にアップルを設立した」と纏められており、日本では美化されがちな彼の武勇伝とは程遠い人間像だった。そしてその記述は概ね合っていると本書で知る。

本書は前書きで説明されている「美点も汚点も可能な限りまとめる」というスタンス通りに、ジョブズの頭がキレる非凡な能力を綴ったかと思えば、人間的に破綻していると言っても過言でない言動や行動も説明されており、どちらの印象にも偏らないニュートラルなジョブズ像が把握できる構成になっている。ジョブズの激しい人格形成が養子として出されそのことを早いうちから打ち明けられていたという話は初耳で、よく逸話として聞いてきた情緒の激しさや冷酷さがどこから湧いてくるのかがようやくわかった。幸い前途のゲーム史につながるコンピュータ史もかじっていたおかげで、当時の状況や会社・人物の相関が頭に入っているので理解は早い印象。本書は前知識が特に必要なわけではないものの、時代背景を知っているかどうかで理解度が大きく変わってくると思うので、今回は一定の理解度をキープして読み進められるのがいい。「言ってはいけない中国の真実」では背景がほとんどわからなかったので大変苦戦した分、気が楽だ。

ただ単純な物量が相当あり、会社の昼休みの時間を全部読書に当てても全体の1割を読むのがやっとで、帰宅後のここまででなんとか35%程度まで昇華した程度だ。しかも本書は2が存在するため、実際のところ全体の2割にすら到達していない。長期戦覚悟で挑む。他のジョブズ関連書籍も待っているため、来週いっぱいはジョブズ漬けになる予感。

 

3:00就寝予定。

・久しぶりに啓発本やビジネス書でない書籍を読んでいる。予備知識があるのも相まって気楽に読めるのがいい。

・1日1冊読書、完全破綻中。この書籍を読み切るにはまる一日必要だ。

・何かと子供っぽく見えてしまうことにコンプレックスを感じるようになってきた。まわりにあっと言わせる成長を早急に遂げたい。