12/7

5:20起床。早すぎるが目が冴えてしまったので朝練。
今日から単語カードの作成に入る。古典的ながら書き込みながら覚えられるので楽。パラパラ漫画書き以外で単語カードを活用するのは初めてかもしれない。
陥りやすい落とし穴として、字が馴染みある漢字と若干異なる字が混じること。発音も意味も近いが時の形だけちょっと違うパターンが多く、つい書き取りミスをしてしまうのが厄介。読みづらい字を覚えるよりもここを直す方が厄介かもしれない。
暫くは動画講座で文法を刷り込みながら単語暗記をひたすら行う。記憶する単語は「まずはこれだけ・中国語入門単語836/中検準4級&新HSK1~3級語彙」記載の分から。準4級でも1000単語以上暗記が必要なのだから、資格を取る気でいるならば一発目からハードルが高そう。今のところは資格よりもまず話せて読めるようになることを優先する。

読書は昨日から続いて「言ってはならない中国の真実」。中国といえば切っても離せないのが、中国共産党の強力な支配と役人の腐敗、そして対日関係。その部分の良し悪しを論ずるのではなく、なぜそうなったかを歴史的背景と国民性から読み解いていくのが興味深い。ネットに転がっている記事ではとても補完しきれないほどの情報量に圧倒される。役人の腐敗に関しては個人的に好きな中国伝記「水滸伝」でもさんざん描かれており、国内外問わずそういうイメージが定着しているのかと思っていたが、今に至るまで事実として横たわっている問題なのだと改めて理解した。すべての問題は賃金に行き着いてしまうが、その賃金を平等に1%でも引き上げようとすると一気に地方の財政が破綻するレベルで役員の数が多く、国として身動きが取れない状況が随分長い間続いており、汚職をしないとまともな収入すら危ぶまれ潔癖であるほど生活が苦しくなってしまうという抜け出せない現状。この点をよく理解しておかないと、コミュニケーションに失敗しそうなのできちんと読み込んでおく。
興味深い話の連続で読む手は止まらないが、如何せん内容が濃くページ数も多いため、今日まででようやく全体の7割を読めた。一冊読むのにここまでカロリーを消費するのは何年ぶりだろう。

2:30就寝予定。

・単語カード作っていると勉強した気になってくるが、書いている段階ではほとんど頭に入ってないことを自戒する。できてからが本番。
・これだけじっくり読んでも一向に終わりが見えない本は久しぶり。ページ数が多いだけではない手強さを感じる。