12/12

7:50起床。ありえないレベルで寒いので半ば無理やり体を起こして目覚めさせる。目覚めがとにかく悪い自分としてはもうひと仕事終えた感がある。朝スッキリ目覚めることが幻想としか思えない人生を送ってきたが、いつかスパッと起きられるときは来るのだろうか。ちなみに寝るのはスパッとイケる。

 

今後の方針。10年20年先に自分がどうあるべきなのか、そのために何をしていくべきなのか。ボスとのセッションで鮮明化しつつある。

根本として「赤が絶対に手放せない最強の緑になる」というテーマがドンと鎮座している。この場合の赤は戦隊ヒーロー物の赤=最前列のリーダーとして考える。リーダーたる赤を完璧にサポートできる存在が緑。現状の赤は言うまでもなくボス。

 

ボスが思い描く「雅美ビル」を、ノヒイ ジョウタの力で建てる。

 

今の自分には途方もないくらい高い目標に感じるが、赤の完璧なサポートをするにはどうしてもここに行き着いてしまう。(雅美ビルに関しては下記の記事を参照)

 

ameblo.jp

 

 

自分は0を1にする創造の力に欠けている。そのため模型製作や塗装表現を突き詰める職人を続けていながらも芸術家には向いていないと自己評価しているが、この「技術はある(持てる)が芸術家になる気がない」という宙ぶらりんな立ち位置がこれから強みになるとボスから言われた。アシスタントとしてエキスパートになるということ。

 

当面身につけるべきスキルは今のところ下記が重視されている。

・油絵パネル貼り

・水彩水張り

・伯張り

・エアブラシ

・額装

・コラージュできる範囲のデジタル絵

特に額装は将来絶対に必要になるスキルで、修行も視野に入れている。(週イチでもタダ働きさせてくれるところあるかなぁ…)

いずれも知識がないため、まずはどういう世界なのかをそれぞれ学ばなければならない。何事にも基礎知識は大事。

 

それらに加えて、赤を完璧にサポートするためには赤の考え方を取り込む必要がある。芸術家佐藤雅美の根幹にある存在を知り、何を考えてどう判断するかをイメージしきる能力が要求される。

堀江貴文

西野亮廣

村上隆

苫米地英人

スティーブ・ジョブズ

・濱口先生(終末期医療、ターミナルコーチング)

・大谷弘樹氏(アクセサリーショップbuff代表)

何か考える題材が目の前に出てきたとき、「彼らならどう考えるか」を引き出す知識と想像力が必要。これまで活動してきた「ノヒイくん」像を一旦捨ててでも取り込む。恐らく、これが最も難しい。

これらを抑えれば、赤が手放せない緑になれる。当面はこれら+中国語を学んでいく。(こう書いているものの、やることリストは毎日更新されているので、ブログ投稿後に新しい課題が増えるかも…。)

 

昨日のボスとのやり取りの中で、先週高熱を出した話を挙げた。ブログ上でもほとんど触れずにいた(触れられる余裕もない極限状態だった)ので、改めて当時の状況を説明するとこんなかんじ。当時の記事はこちらなので合わせて読んでいただければ。→11/30 - toroshanのブログ

 

引っ越しが終わって家財の買出し中に、突然体調不良(節々の痛み)を感じる

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手伝っていただいた武田さんと別れてから一気に発熱

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ここで休めばいいものを、引っ越しで持ち込んだ家財が気になりその場で片付け始める

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だんだん熱が出ていることに腹が立ち、「こうなったらできること全部してやる!」と開放されて間もない寮の全設備のセットアップを始める

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何故か共用スペースの監視カメラ相手にキレ散らかす

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自室のベッドメイクまで終わらせ、そこで力尽きるかと思いきや「今なら最低限の労力で読書が捗るのでは」と思い立ち読書開始

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読みきってブログを更新した後、意識が飛ぶまでポッドキャスト「ドクター濱口大輔のターミナル・コーチング」を1.6倍速で爆音再生(この辺で熱がピーク、上も下も何も出なくなる)

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なんか気づいたら朝になっていて熱は下がっていた 

 

今思い返すと明らかに狂っている。

しかしこれをボスに報告したところ、直近でぶつかった最大の壁と立ち向かった際自分に起こった現象(ボス曰くメルトダウン)と非常に近い状況とのこと。その当時のことを思い出すと、確かに支離滅裂なLINEが飛んできて「なんだかよくわからないけれどとにかく大変なんだな」と思っていた。しかしそれと同じような状態に陥っていたとは言われるまで気づかなかった。

原因のわからない体調不良や発熱は人が大きく変わる瞬間に起こる現象で、濱口先生のターミナルコーチング受講者の中にも何人かいたとのこと。ここでブレーキを踏むかアクセルを踏むかで決まるらしい。意図してやったことではないが、あの時自分はアクセルを踏んだ。これが限界突破だそうだ。

この限界突破ができるのは、ボス曰く「全人口の10%」。これはあくまで一度目の限界突破の話で、二度目はさらに10分の1になって全人口の1%、三度目はさらに10分の1に…ホリエモンの「多動力」で言及されていた、100人に1人の話を思い出した。

自分はあと何回限界突破の時が来るのだろう。何回死にそうになるかわならないが、一回突破できたのだから二回三回もなんとかなると思う。

目指せサイヤ人

 

読書。「苫米地博士の知の教室(苫米地英人)」。今回も3日またいでしまった。ペースについては改めて考える。

苫米地氏のこれまで読んだ本の中で、一番何を考えているかがわかりやすい一冊。読者(一般人)目線の質問に対して返していく対談方式で、いわゆる一般論と持論を対比させたうえで「そもそもこう考えるのはおかしくない?」と合理的に説明をしてくれる。対談形式なだけあって、日常のちょっとした悩みから生きる姿勢まで多種多様に渡る苫米地氏の考えに触れられるのがありがたい。はじめにこれを読むべきだったかも。

最後に言及された、正義についての話が特に興味深い。日本語が指す「正義」と英語の「justice」の意味の違い。こういう意味にもなるという話かと思いきや、根本から違うというのが実に興味深く、本当の意味での日本語が指す「正義」を置き換える言葉は英語圏にも中国語圏にもないとのこと。そして自分たちが指す「正義」が「権力」の言い換えではないか…自分自身は正義悪と二分割する考え自体を好まないので自分からの発信ではぴんとこないが、他社が発信した正義という名目の権力はたくさん目の当たりにしてきた。こんな言葉にこだわらずやっていければと願うが、今後もどこかしらでぶつかるだろう。

事なかれ主義に関する話も興味深かった。事なかれ主義という言葉はたいへん聞こえが悪いが、これこそが日本が育んできた豊かな考え方の一つだという。事なかれ主義が良しとされなくなったのは、資本主義社会が事あり主義だから。ルールから少しでもはみ出したことがあれば、訴訟で白黒つけるという事を発生させる。日本は昔から「今回は悪い事をしたが普段は良い子なのでお咎め無し」という考えがある。こんな事なかれ主義が許されるからこその日本。少なくともこの国には、そんな事なかれ主義のほうが合っているという。自分も意図して事なかれにしてしまう所があるが、一概に悪いものと考えずに果たして本当に外をなす考え方なのかと改めて考える機会になった。もちろん逆もしかり、良いと言われていることを良いと鵜呑みにすることについても振り返った。

前途の考え方の件もあるので、本書は定期的に読み返そうと思う。

 

2:30就寝予定。

・日々の記録以外の考えを本ブログでは初めて書いた。なんだそりゃと笑ってもらえたら幸い。

・読書に割く時間は同じなのに、明らかに前よりもスピードが落ちている。しかし前よりも頭に入っていくイメージがあり、現段階では一概に悪いとは言えない。次の読書で本との向き合い方を改めて考える。

・今の自分は未熟、一番下。そうすぐ思えるのは一族きっての末っ子だったからなのかも。これに緑の気質が加わってどうなってくのか…楽しみ。