11/28

7:10起床。遅れ気味なので即朝練スタート。

中国語発声練習。四声と子音の復習をして、いよいよアプリを通して意味のある言葉の練習に入る。英語で言うところのI amなんちゃらの下りから学習。中国語は動詞、形容文、修飾語から成り立つとのことで、使える単語の数がものを言う言語らしい。
最初のレッスンではまだ10数個の単語のみだが、「これはこういう意味だったのか」がいくつも出てくる。昔友人から海外版と聞いて借りたアニメのDVD字幕でよく見た字が頻出する。今後もかなり出てきそうだ。ソフトの出処は怪しいが、そういう媒体から文を覚えるのもありかもしれない。
レッスンは聞き取り→書き順→発音→文作成で構成。聞き取りは機械音声だけでなく、生の声も入っており、やはり聞き心地が全く異なる。中国語そのものが口を早く回す言葉なので、だいぶ耳を慣らさないと同じ意味でも聞き取りきれない。こういう時YouTubeの存在は有難く、中国語の歌謡曲を聴き始めた。意味はさっぱりだが耳を慣らすために通勤時聴くことにしてみる。

読書。「新世界(西野亮廣)」。氏が芸能界に足を踏み入れた時から今までの考え方、お金を稼ぐ在り方、信頼を稼ぐという発想。新刊を買うのは久しぶりかも。(最近はKindle Unlimited配信の書籍を中心に読んでいる)
今書いている段階では、まだ読み終えていない。しかしいてもたってもいられなくなったので、現段階で書き残す。本書には今自分が足りておらず、求めている物が明確に載っている。自分が無自覚に行っていて、大きなショックを経て無意味だったのではないかと切り捨てそうになったもの。信頼を稼ぐという発想。稼ぐのはお金ありきという発想がそもそもズレていると気づく。信頼が積み重なれば、お金かも知れないし物かもしれないし場所かもしれない対価を頂ける。今まで自分が考えるだけで放棄していた理由に「それでは(お金が)稼げない」というのがあった。しかしそれは先にお金ありきの発想で少なくとも今の自分にはふさわしくないと思う。出入口とはよく言ったもの、「出る」が先でなければならない。「入る」ことは「出る」ことが上手く行って初めて成り立つ循環する結果と捉える。
これからの活動のアイディアが出た。実行可能になるまで水面下で練る。今の構想では数万の機材があれば実現可能だ。さぁお財布との相談だ。

夜に追記するかも。

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追記。
読み残していた部分はレターポットに関する説明や成り立ちで占めていた。レターポットについては、西野亮廣がプロデュース?したホームレス小谷を雇うために使えるサービスだということだけ知っており、どんなものか分からなかった。
要は文字を通貨に置き換える、というサービスで、特定の条件下以外では換金できない。お金を稼ぐサービスではなく、お金そのもののあり方を再構築したようなサービスとのこと。その取り組みだけでもきょうみぶかいが一番意外だったのは「レターポットを通して西野亮廣に誹謗中傷が来たことが一切ない」ということ。
キンコン西野と言えばTwitterのオタク界隈では嫌われている芸人のトップに入るんじゃないか、と思うくらいしょっちゅう燃えているイメージだ。合同で創作した絵本の無償化やクラウドファンディングでの美術館建設等で、創作物の有り様やクリエイターの還元に重きを置くオタクには非常識極まりない存在に見えるようで、しかしそこに「当事者達が合意の上かどうか(合意してないとしても事後承諾できる信頼関係が築かれているか)」という一番大事な部分に目を向けている意見はあまり見なかった。とにかくめちゃくちゃ嫌われている。にもかかわらず、レターポットには一切そんな言葉が届かないのは、それだけネットを通しての文字の価値が限りなくゼロに近づいているからだと本書で主張されていた。この問題、ただお金をかけたいかけたくないではないような気がする。
そして最後に、読者へ向けられたメッセージ。小説以外の活字の本で涙ぐんだのは初めてかもしれない。社内食堂の中だったのでこらえたが、それだけ強いメッセージが込められている。
全編通して驚いたのは、ブログなどの無料で読める媒体と書籍とで言葉が全然違うこと。どこから入ってきたかで既に導入先が変わっている印象があった。正直ブログの方はアンチ西野にも向けられた割合トゲの強い論調で、ファンやサロンのメンバーはそういう面を知っているからともかく、アンチはもちろん初見の人が読むと「なんと高飛車か」と驚かされる印象だった。しかし書籍だと一転して一つ一つのステップを理解してもらうよう、ものすごく言葉を選んで念を押しながら進めていっている。書籍の対価を払った読者に対する敬意なのかもしれない。
とにかく、今年読んだ本の中でもトップ3に入る内容だった。二度ならずとも何度も読み返すと思う。

1:00就寝予定。明日は引越しで発音練習は朝でないかも。

・そろそろ単語を覚えて行きたい。話したい定型文も考えておく。
・とにかくキンコン西野のイメージが一転した。今の目でブログを読み直すと色々な気づきがありそう。
・今の自分ができるサービスがついに思い浮かんだ。材料費を出して実行へうつす準備を始めよう。